第6話 月がきれい
シエニーチュアンです。
昨日は元旦だったということもありお店がどこもやっていなかった。新年会をしようよ!と、気恥ずかしさを何とか押し込めて切り出したのに恥ずかし損だった。
だから、今日は2回コンビニに行った。一度目は今年の干支らしいうさぎのムースのケーキを買った。二度目は普通のムースのケーキを買った。
唐突だけどさ、最近の学校クラスの生徒たちの話題って難しいんじゃないかなと思う。私の頃はみんな、週刊ジャンプとかテレビ・ドラマ・Mステの話、おもしろフラッシュ倉庫の話をしていたけど今じゃYouTubeないしサブスクライブのコンテンツが無限にある。何を共通言語に纏まることができるんだろう。
一方遠く同士の人たちが言う、おんなじ月を見ているというのも、え、そんなのわかんないじゃんって思う。
今日は2回コンビニに行ったからコンビニびいきになっているからかもしれないけど、その二つの懐疑に一つの解決策を提案しよっかな。”もっとコンビニの新作をコンテンツとして楽しむことができたら一番普遍的なトピックはコンビニの新作の話”ってこと。
私は小学校低学年の頃コンビニで売ってた雪ふわわってアイスが大好きだったんだけど誰も知らなくて、だけどその話を人にするのが大好き。これってカートゥーンネットワークでいうオジーアンドドリックスの話をするのと一緒で、名作なのに知ってる人に会ったことがない、しかもネットにもパッケージ以外のログが残ってない切なさがいつかもし知ってる人に出会って語り合えたら最高と思わせる。食はカルチャーとしては根付いているけどサブカルチャーとしてはまだいかようにも余白があるように思う。もっとも私が知らないだけでそういう業界がアニメ文化みたいに素人界隈にも根付いているのかもしれないけど。ちょっと調べただけでは私の思う動向はないように感じた。商品に関してレビューをするようなブログなどはたくさんあるけど、それとは違う。
今日嗜んだセブンイレブンの《ウサギの干支ケーキ ベリー&ビスケット》について最寄駅まで暇だから喋ったりしてる人が持っといてもいいのになと思う。ぼっち・ざ・ろっくの話するみたいに。うさちゃんのケーキ、顔部分、目、鼻、口はクリームで描かれてて個体差があるようだった。また、去年も同じシリーズで出しておりトラちゃんのケーキもググったら出てきた。そのほかに猪があるものの間の子と丑は存在しないのが怖かった。あと検索していて出てきた一年前に発売されたはずの2022トラケーキと2023うさちゃんケーキが向かいあってる写真が出てきてカッコよかった。食のSFかも。
ここまで言ったけどコンビニの新商品の話、私はそんなに興味ないからしない。。
また、”おんなじ月を見ている”って表現を調べていたら屁理屈な知恵袋がヒットした。
量子力学的には、おんなじ月を見ているという保証はないらしい。 文学的には、月はそれぞれ見ている人の固有のもので、 だから、「あの月を貴女にあげる」などという台詞が言える。
とのことだった。
私にもし好きな人ができてその人が遠くに住んでたらあの子もセブンでうさちゃんケーキみたかなって思う。だけどそのうさちゃんケーキは世界に何千個もあって私とその子の見てるうさちゃんケーキは量子学的に言わずとも別物なんだ。
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